日常普通に生活していて“ツインソウル”という言葉は中々情報として入って来ないかも知れません。でもインターネットの世界では、「ツインソウル」または「ツインレイ」などで検索すると今では沢山の情報に触れることが出来るのではないかと思います。
ツインソウルについて書かれた本も幾つか出版されているのですが、昨今の出版不況も相まって目にすることは少なくなっているかも知れません。
ツインソウル体験者は、始めに信じられないような出逢いが起きて、何が起こったのか分からないまま夢中でネット検索をして“ツインソウル”という言葉に行き着くケースが多いと思います。日頃からネットを活用している方は事前にその情報を取り込んでいるということもあるでしょう。
僕は10年くらい前からツインソウルについて書いてきたので、その当時と比べるとやはりツインソウルに出逢った人は多いという印象です。その中には本当のツインソウルのケースと、ソウルグループの一環としてのソウルメイトの関係もあるように思います。ただし個人として特殊な体験をされたということでは共通している要素が多くみられるでしょう。
ツインソウルについて語るにはやはり精神世界、スピリチュアルの知識がどうしても必要となるかと思います。通常の恋愛関係ではどうしても推し量れず、スピリチュアルの概念を理解した方より今の状況を理解し易くなるでしょう。精神世界では2012年に“アセンション”が起こって地球の波動そのものが変わり、“次元上昇”してワンネスの社会やユニティーの世界が実現するとも言われていました。実際には特定の日付で何かが大きく変化するということはなかったのですが、日本で起きた2011年の東北大震災、それに伴う福島の原発事故等は行き過ぎた物質文明に警鐘を鳴らし、競争原理、経済優先の社会を終わらせ、意識の自立した人々がお互いを認め合って暮らす、共生の社会が求められる契機となったことでしょう。
精神世界では人類が“集合意識”としてそのステージを歩んでいると言われます。それによると元々統合のとれていた人類が一旦波動を落として分離に転じ、物質文明とエゴの欲求を満たす時代に入り、様々な葛藤の経験を積んだ後に再び統合の世界に進むと言われています。確かにインターネットの爆発的な普及により、私たちはかつてない相互間のやり取りの機会に恵まれています。今はまだ必ずしも統合に向かうものばかりではありませんが、俯瞰した視点で捉えれば、人は不快なものを排除し、より心地良い経験を求めるようになりますので、長い時間をかけて葛藤を取り除き、徐々に統合に向かっていくのではないでしょうか。
双子の魂たちは、そんな集合意識の統合の進む過程において、必然的に出逢いの場が増えているように感じます。