ツインソウルに出逢ったのかも知れないと思っても、初めて出逢う訳ですから最初からその確信がある訳ではないと思います。昨今ではインターネットを通じて出逢うケース、職場など共有のスペースで出逢う場合、様々でしょう。ツインソウルは一般的にいうビビビッと来るような運命の出逢いというのとは少々違うと思います。その段階は遥かに超えて、心よりもむしろ身体で反応してしまう場合、相手から意識を反らすことが困難になったり、思ってもみない感情が突然沸き出して来たり・・・人によっては“クンダリーニ症状”というエネルギーの活性化現象が起こる場合もあると思います。
表層の意識よりも、もっと深いところで繋がってしまう感覚、その吸引力に最初は何が起こったのか分からない、ということも多いのではないかと思います。その際、お互いに思いが通じ合うのが一番望ましいのですが、それまでお互いに別々に暮らしてきた環境、そこからお互いに辿り着いた現在の意識レベル、そういうものが異なる場合意思の疎通が難しいということもあるかも知れません。ツインソウルは個人が発信している振動数のより高いレベルでの結びつきのため、現世への執着が抜けてきた人の方が出逢いを感知しやすいと思われます。
ツインソウルと、非常に親しい間柄のソウルメイトとは、かなり見分けが難しいと思います。親しいソウルメイトとの体験だけでも、軽く小説の一本くらい書けそうな劇的な経験をされるのではないかと思います。ただし体験が全てに勝ると思いますので、これはソウルメイト、これはツインソウルといった判断は必要ないと思っています。いずれにしても今の自分にとって“最善”の出逢いが起こっていると思って、その体験を味わい尽くすと良いのではないでしょうか。
昨今ツインソウルに出逢われる方は大変増えているのではないかと思います。それは精神世界で言われているような分離の時代からユニティの時代へ向かう“今”ということを考えれば自然の流れなのかも知れません。ですがそれは“霊的”な世界の出来事ですので、どこかに正しいマニュアルが存在する訳ではないし、何かの資格を取れば統合が進むというものでもありません。むしろマニュアルの存在しない、資格を必要としない世界で霊的な学びを進めていくことで、“唯一無二”の存在としての自分が発見出来るのではないかと思います。
ですから私も‟マニュアル”を伝えることは出来ませんが、私たちが通った道筋に、「こんな道を通ってきたよ」という標を落としておくことは出来ます。もしもその道標が、暗闇を必死になって歩いてきた人にとっての灯になれば幸いです。
ツインソウルに出逢うことによって得られる意識の気づきは膨大で、突き詰めればこの世の至福を永続的に味わえることと思います。ですがそのために手放さなくてはならないことも数多くあると思われ、それはまさに俗世に生きる“修行者”の様かも知れません。物理的にも精神的にもかなり困難な場面に遭遇するかも知れませんが、大抵の人がその歩みを止めてしまうのが難しい、それほどの思いをしてまでも得んと欲するもの、それは本来の“自分自身”だからではないでしょうか。
全ては自由。ですが貴方は貴方が自ら決めてきた人生の目的から逸れていくことはないでしょう。是非深くツインソウル体験を味わって欲しいと思います。そして貴方の素晴らしい体験を聞かせて欲しいと思います^^